ナス、トマト、ズッキーニの夏ティアンのレシピ
南フランス、プロヴァンス地方の郷土料理、ティアンの作り方です。ティアンとは、もともと陶器のことを意味するらしいのですが、薄く切った野菜を陶器にぎっしりと並べてオーブンで焼いたお料理のこともティアンと呼びます。とっても簡単でおいしく、見た目も華やかな一品です。野菜をたくさん食べられるのもうれしいです。今回は夏野菜のナス、トマト、ズッキーニを使っているので、ラタトゥイユにもよく似ています。 ティアンとラタトゥイユ ラタトゥイユといえば、このティアンは実は、ディズニー映画「レミーのおいしいレストラン」の最後の方に出てくるあのお料理ですね。料理評論家をぎゃふんと言わせたあの一品です。英語でのタイトルは”Ratatouille(ラタトゥイユ)”で、Ratatouilleの初めの3文字とネズミのRatをかけているんですねー。ネズミのレミーが大活躍しますからね!映画の中では題名の通りにラタトゥイユとして出されていて、ラタトゥイユは貧しい農民の食べ物、みたいなことを言われていましたが、ティアンにするとイメージもガラリと変わりますよね。私はラタトゥイユも大・大・大好きですけれど! 夏ティアンを作る際のポイント ナス、トマト、ズッキーニを選ぶ時に、なるべく直径が同じくらいの大きさの野菜を選ぶようにします。切って並べた時に、大きさがきれいに揃うようにしたいので。 それから、並べる時は、なるべくぎゅーぎゅーにして、びっしりと詰め込みます。オーブンで焼いた時に、水分が抜けてくたっとするので、これでもか!というくらいあと一枚、もうあと一枚と、より多くの野菜を入れてください!はは、欲張り丸出しな自分(^^;) 。。。 最後に、レシピの下にも書きましたが、実はこのお料理は、工程1から3までを飛ばして、玉ねぎとにんにくを抜きにして、工程4から始めて作っても十分に美味しいです。玉ねぎを炒める手間も、フライパンを洗う手間を省けるのでかなり楽ちんになります!しっかり者の工程1からバージョンと、手抜きオッケーの工程4からバージョンで、両方試してみてください。 リンク